京王井の頭線の台車:物の気持ち

写真と一緒に

京王井の頭線の台車

荷台に積まれた井の頭線の台車
ぼくは、京王井の頭線1000系の台車。
毎日、早朝から深夜まで、渋谷と吉祥寺を何往復もしている。

車輪は一日に何回転してるんだろう?
うーん、考えないほうがいいね。目が回るから(笑

ぼくらは鉄の塊で、丈夫に見えるけど、実はずっと走り続けてると人間と同じで疲れてくるんだ。
「ガタンゴトン、ガタンゴトン…」
ずっとレールの上を走っていると、車輪の表面もすり減ってくるし、歪みも出てくる。

だから、 定期的にメンテナンスが必要。
疲れたぼくたちは、こうやってトラックに乗って、多摩地区にある若葉台の工場まで運ばれていくんだ。

今日はそのメンテナンスの日!
バラバラに分解されて、細かくチェックしてもらい、
歪んだ車輪を削ってピカピカになって、また元気に走れるようになる。

いやぁ、いまからワクワクするなぁ!
しっかり整備してもらったら、また井の頭線ではしるから、みんな乗りに来てね!



現有車両ガイド 京王井の頭線
京王電鉄 若葉台工場(Googleマップ)